治療ってなにをするの?
病院での治療、というと、お薬での治療をイメージする方が多いのではないでしょうか。 児童精神科ではお薬を使うこともありますが、それだけではありません。 子どものこころの問題は、子どもを取り巻く“環境”と切り離して考えることができないのです。 ...
病院での治療、というと、お薬での治療をイメージする方が多いのではないでしょうか。 児童精神科ではお薬を使うこともありますが、それだけではありません。 子どものこころの問題は、子どもを取り巻く“環境”と切り離して考えることができないのです。 ...
心理検査って何をするのでしょうか。 ちょっと緊張するかもしれませんね。 心理検査は基本的には主治医ではなく、心理士が行います。 前の先生と違うの?と戸惑うかもしれないので、覚えておいてください。 検査は、初診の時の診察室とは別のお部屋で実施します。 ...
初診では、これまでの成育歴(生まれた時のようす、検診で発達の遅れを指摘されたことがあるか、幼稚園や小学校には問題なく通えていたか)や、いつからどんなことに困っているかを、詳しくお聞きします。 時間がかかりますが、問題を解決するためにはこういった情報がとても大切です。 ...
前回、「まずはお近くの小児科や児童精神科のクリニックにご相談ください」と書きました。 それでは、小児科と児童精神科の違いは何でしょうか? 小児科では、子どもの病気全般を扱います。 熱が出たりお腹をこわしたりといった身体的な相談から、学校に行きづらいなどのこころに関する相談まで、幅広く扱います。 「学校に行く前にいつもお腹が痛くなってしまう」など、身体の症状がある時は、まずは小児科を受診してみてください。 「こころの問題だ」と思っていても、実は身体の病気だったという場合もあるので、身体に異常がないか確認しておくことは大切です。 ...
児童精神科では、思春期までの子どものこころの病気に関する診断・治療を行います。 年齢は18歳までを対象としている場合が多いですが、高校生以上で初診となる場合は、はじめから成人の精神科を受診してもいいかもしれません。 受け入れが可能かどうかは医療機関によって異なるので、直接問い合わせてみてくださいね。 例えば、 ...